Empathy共感(共感的理解) 引用集

以下、「共感」empathyについて各論者からの引用集。

 

Empathとは「他者の内的感覚や主観的状態に入り込み、それをつかむ能力」Woods,Hollis『Casework A Psycosocial Therapy』p.36

 

 

「クライエントの私秘的世界(private world)をあたかも自分自身のものであるかのように(as if)感じ取り(sense)、しかしながら「あたかも~であるかのように(as if)」の質を失わないこと―これがempathyであり、これはセラピーにとって本質的なものと思える」Rogers,Carl R.『The Necessary and Sufficient Condition of Therapeutic Personality Change』

 

「共感とは、実際、瞋、嫌悪の解毒剤です。瞋の心に悩む人は、物事を押しやり、それらを拒絶し、それらを理解したいとは思いません。共感とはそれと反対です。それは、他者が何であるか、あたかも内側から、深い理解に達することを意味します。共感は嫌悪に打ち勝ちます」ブレイジャー『禅セラピー』p.113

 

「共感的理解というのは、その人のされたことと、私のしたことがよく似ていて共感できるのでなくて、その人のしたことと、私の体験とは相当違うのだが、あるいは、違うが故に、その違う体験を感じ合おうとしてこそ、二人は深い理解に至るといってよいかもしれません」「自分の今までの体験と、今、話をしているクライエントの体験との共通の因子、そこまでおりてゆくのだ」河合隼雄『カウンセリングの実際』岩波現代文庫、pp.122‐123