かんがえる

映え出で、空への招き

充分に平らかな光を照らしあてるからだの現成、透明な晴れなる現像の映え出で。 照らしあてる平らかな光で、からだはある。照らしあてる平らかな光であるような、そのような、「からだ」。平らか。ゆらぎなく、空である。そこにものは満ち、映える空である。…

ふじゅふじゅ 創作オノマトペとフォーカシング

じぶんの身体の、のど、胸、お腹のあたりに、注意をむけてみる。視覚的に「見る」、というのでなくて、どんな「感じ」がするか内側から感じてみ(観)る。そうすると、なんかもやもやしていたり、なんかムカムカしていたり、そういったものが、そこにいるの…

思考について垂れ流す思考(5)

kyodatsu.hatenablog.com 思考空間あるいは内言空間とでも言うべき所に言葉が生れている。こころの中で、つぶやきが生れている。このつぶやきは、いったい、どうして生れるのだろう。 どこから、思考はやってくるのか。あぁ、不思議だ。箱の中から玉が取り出…

思考について垂れ流す思考(4)

kyodatsu.hatenablog.com 考えるとはどういうことか、という当初の問いについては、或程度は明らかにすることができたろうか。 これまでの成果は、「当初未だ言いあらわされず、その意味が十分に明示的には表現されてはいない何かについて、言語的に展開し叙…

思考について垂れ流す思考(3)

kyodatsu.hatenablog.com 前回の続き。"「思考」が「起る」というのは、どういうことなのか。また、問いが生れた。何でこんな問いが生れたのか。この問いが生れた、ということが、まさに「思考が起る」というそのことなのだから、それについて叙述して行けば…

「思考について垂れ流す思考」はいったい誰が読むのか

kyodatsu.hatenablog.com kyodatsu.hatenablog.com 二本書いた、「思考について垂れ流す思考」について。 じぶんでは、書いていて面白いのだが、これはいったい誰が読むのだろう。 自分自身、書いている最中は面白いのだが、書き終わったら、読み返すことな…

思考について垂れ流す思考(2)

kyodatsu.hatenablog.com 前回、言うとか叙述すると言う時の意味の一部を言いあらわしてきたが、では、「思考」とは。 「思考とは。」これが、問いの始まりでもあった。そして、「思考とはどういうことか」と問うているということ、まさに今していることが、…

思考について垂れ流す思考(1)

いま、思考している。思考するとはどういうことだろう。と。と問うているという、まさしく今起こっていることを、ふつう思考と言うのだから、まさしく今起こっていることを、叙述すればその答えになるのだろうと思われる。 思考するとはどういうことか。「ど…

死はかなしい

死は、大事な人との別れ、なので、かなしい。 死とかなしさは、ぼくの中で明白に結び付いているけれど、 死と「怖い」の結びつきは、あまりはっきりしない。 たとえば、津波は、怖い。これははっきりしている。 でもそれは、津波で死ぬ「から」怖いのではな…

「だいじょぶだいじょぶ、来世あるから!!」 どうしようもない不幸のふちに立たされた人への励ましの言葉としてこれを選んでみたとしたら。 「今生が悲惨でも、来世ある(、かもしれない)から、だいじょぶ、だいじょぶ!」 究極的に無責任なポジティブシン…

幸福の条件

幸福であることのしるし - kyodatsu.hatenablog.com 幸福シリーズ。 さて、ある人が幸福と現に感じられるためには、どのような条件が必要であるか。これが今日の主題。 人が幸福であることができる時の条件を、仮設的に、「外的条件」と「内的条件」の二つに…

幸福であることのしるし

問い)幸福とはどういうことでしょうか? 答え)その人が幸福であるとは、幸福であるとその人が感じているということである。 …というと、あたりまえすぎるようだが、これは単なる同語反復ではない。 その人が幸福であるとは、他の人が、その人を見て幸福で…

神秘主義

「神秘家自身は神秘主義ということを言わないと思います。神秘家にとってはリアリティそのものです。こうだということだけです。」 上田閑照『非神秘主義 ―禅とエックハルト―』p.157、岩波現代文庫 「その思想に「神秘主義」と名付けたのは、その当人ではな…

瞑想について

Larry Rosenbergという人の、”Breath by Breath”を読んだ。邦訳は、『呼吸による癒し』という本だったと思う。お釈迦さんが説いたヴィパッサナー瞑想のやり方について書いてある。 きわめてまっとうだ、と思った。というとなんだか批評めいて偉そうだが。つ…

何故自殺で楽になるのか(3)

(これまで なぜ自殺で楽になるのか(1) - なぜ自殺で楽になるのか(2) - ) B「自殺すれば、死んだ後、楽になるのでなく、決意したその場で楽になることができる、という理論ですね。なるほど。別の言い方をすれば、未来の可能性の変容にともない、現在…

あえて「見る」というそこのところ

こないだ、「ところで、見る主体としての、私は見ることができない。見る主体としての私は、世界のどこにも属していない。」と言った。そういう意味で、わたしは無である。 スケッチ。私―世界構造 - スケッチ。私―世界構造 - さらっと言ってしまったが、考え…

スケッチ。私―世界構造

素描的に。私や他の人たちが世界に住んでいるこの宇宙像について。 ⅰ)私は、PCを前に文字を打っている。タイプするという行為を行っているのは、この身体。この身体が何かすることがすなわち、私が何かすることである。 世界にはいくつも、身体と呼ばれるも…

「私を知る」の二つの仕方

「私(自分自身)を知る」というときの観点として、二つのタイプが考えられる。 ①ひとつは、「私」個人にまつわる、特殊な事情を認識するということ。②もうひとつは、「私」というありかたをしているもの一般が持っている、「私」の共通のありかたについて認…

ありのままのじぶん

「ありのままのじぶんになる」とはどういう意味か。 「なる」という概念には、非AからAに(たとえば、「おたまじゃくしがかえるに」なる)、という意味が含まれているだから、当然「ありのままでないじぶん」から「ありのままのじぶん」に「なる」のだろう。…

幻について。(2)

現実と幻を区別するのは何か。 あきらかなのは、或る人にはそれが見え、或る人にはそれが見えないという単純な事実である。魔王が見えるという人がいたとしても、大多数である周囲の人々にそれが見えなければ、その人は幻を見ている、と言われる。したがって…

幻について。(1)

たとえば、息子がおびえながら「おとうさん、おとうさん!!あそこに魔王が居るのがみえないの?」。「ぼうや、あれは霧だよ。魔王なんかいないよ」と父。 父がいくら息子に、あれは霧だ、とかそれは枯葉の風に鳴っている音だ、と説明したところで、息子が経…

一番幸福な人

「一番幸福な人は? 他人の手がらを感ずることができて、 他人の楽しみを自分の楽しみのように喜べる人。」 『ゲーテ詩集』高橋健二訳、新潮文庫、p.191 これには、さまざまなヴァリエーションが想定できる。 たとえば、 ①嫌なやつは? 他人の失敗を感ずるこ…

なぜ自殺で楽になるのか(2)

(なぜ自殺で楽になるのか(1) -のつづき) A「自殺すれば楽になる、死んだほうがマシ、という考え方は、死ぬことがじぶんが存在しなくなることだとすれば、論理的に破たんしているとおっしゃる。なるほどあなたの言うことはわかりました。でも一方で、自…

なぜ自殺で楽になるのか(1)

A「わたしは、つらいことがあってもういやだ、と思って死んでしまいたくなる時があります」 B「いっそ死んでしまえば楽になる、と…」 A「ええ」 B「死ねば本当に楽になるのでしょうか」 A「…わかりませんが、今よりはマシなのではないかと思えます」 B「なる…

光陰矢のごとし(3)

2013年12月6日、12月9日に引き続いてなので、光陰矢のごとし、ずいぶん間があいてしまった。 年をとるごとに時間がはやくなるとかいうのはどういうことか、という話で、これまでのところ、ずいぶんまどろっこしいことになってしまった(のでめんどうくさくな…

「おもしろいと思う本」という言い方について

本の嗜好、つまり「おもしろいと思う本。おもしろくないと思う本。ということです。」(前回記事) この「おもしろいと思う本」という言い方。 「おもしろいと思う本」と「おもしろい本」。 どちらを使うべきか悩むのは、二つの表現の違いは次の問いを喚起す…

極化アイドル

アイドルにとって、人を喜よろこばせることは、人に愛され喜ばれるような自分になることを意味する。ゆえに、彼らにとっての第一の関心事が、人を喜ばせることにあるとすれば、ありのままの自分を受け入れてもらうこと、自分を表現することなど二次的な問題…

好き嫌い

「だから」の連結の仕方に注目。 ①「生物はみんな、食べねば生きていけない。私は生物である。だから、私は食べねば死んでしまう」②「生物はみんな、食べねば生きていけない。彼は生物である。だから、彼は食べなくても生きていける」 ③「ミニトマトって、か…

ハァ、そうでありましたか

池田晶子さんの数少ない動画。 http://youtu.be/aLo9KwZD5rA間がカットされていて、その間どんなやりとりがされているかもわからないので、何の話か分かりづらい。池田さんが投げかける言葉も、どこまで本気なのか、試すためにいっているのか。 以下、動画の…

光陰矢のごとし(2)

前回の続き。ちょっと脱線。 ちょっと勘違いしていた。というか不注意だった。 Tempus Fugitは直訳すると、 時間は飛ぶ だから、なにか無理がある感じがしてたのだけれども、 光陰矢のごとし は、「光陰」とは辞書で引くと、日と月のことだそうだから、「矢…